🏠 民泊決意から10日目|兵庫でつまずいた“上乗せ条例”と、二冊の教科書がくれたヒント

民泊の始め方

民泊を始めようと決意してから10日ほど経った頃。 気づけば毎日、空いた時間に民泊関連の情報を調べるようになっていました。 「民泊 開業」「特区民泊 違い」「消防 設備」など、検索履歴は民泊一色。 それくらい、ワクワクと混乱が入り混じった日々でした。

当時はまだ何も始めていませんでしたが、すでに頭の中は民泊のことでいっぱい。 どんな制度があって、何をすれば始められるのか。 その全体像をつかみたい――そう思い、まず手に取ったのがこの一冊でした。

📗 『民泊一年生の教科書』との出会い

民泊について最初に参考にしたのがこちらの本です👇

民泊1年生の教科書(ぽんこつ鳩子 著)

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ぽんこつ鳩子さんの『民泊一年生の教科書』。 普通のOLだった彼女が会社を辞め、民泊で社長の給料を超えたというリアルな物語。 イラストと会話形式で書かれていて、初心者の私でもスラスラ読めました。

鳩子さんが民泊を始めた当時、「民泊」という言葉すら世の中にほとんど知られていませんでした。 長期休職中に世界を旅し、NYで民泊を始めた貧乏仲間が稼いでいたのを見て、 「自分もやってみよう」と思ったのがきっかけだそうです。 民泊新法が整備され始めた頃のタイミングで、最初は自宅の一室を貸し出すところからスタート。 まさに“行動力の人”でした。

本を読み終えたとき、「あ、やってみたいかも」と心が動いたのを覚えています。 でも同時に、現実的な疑問も次々と湧いてきました。 「そもそも民泊って、どんな法律のもとでやるの?」 「保健所とか消防とか、どこに相談すればいいの?」 頭の中はクエスチョンマークだらけでした。


📘 次に読んだ『誰でもできる民泊の教科書 決定版』

鳩子さんの本で“民泊の面白さ”を知った私は、 もっと仕組みを体系的に理解したいと思い、長坂創太さんの著書を探しました。 ネットで調べ、近くの図書館で検索しましたがどこも貸出中。 何度か通って、ようやく借りることができた時はちょっとした達成感がありました。

誰でもできる民泊の教科書 決定版(長坂創太 著)

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長坂さんの本は、まさに「民泊の全体地図」。 住宅宿泊事業法(新法)、特区民泊、簡易宿所――。 それぞれの制度の違い、申請の流れ、価格設定、レビュー対策まで、 民泊を“ビジネス”として考えるための要素が詰まっていました。

ただ、正直に言えば、まだ民泊を始めていない当時の私には難しい部分もありました。 理論はわかるけど実感が伴わない。 けれど、将来開業したときにきっと役立つ。そんな“未来への投資”のような一冊でした。


🏠 わけがわからん民泊制度との格闘

この頃の私を一言で表すなら「混乱の渦」。 住宅宿泊事業法(新法)、特区民泊、簡易宿所。 どれが一番自分に向いているのか、何を基準に選べばいいのか、まったくわかりませんでした。

新法民泊は「年間180日まで営業可能」「住民への通知が必要」。 特区民泊は「指定エリア内」「2泊3日以上必須」。 簡易宿所は「建築・消防基準が厳しいが365日営業可」。 それぞれの制度をノートに書き出しても、頭の中はパンク寸前。 そこで初めて、「マインドマップ」というツールを使うことにしました。

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無料でも使える直感型マインドマップで、私のような初心者でも簡単に制度整理ができます。


⚠️ 兵庫県の“上乗せ条例”という落とし穴

制度を理解し始めた私は、最初の候補地として兵庫県(明石・姫路・三木)を考えていました。 地元だし、慣れたエリアなら運営もしやすいと思っていたのです。 しかし、そこで待っていたのが上乗せ条例という壁でした。

国が定めたルールに、自治体がさらに独自の規制を加えられる仕組み。 つまり、国がOKでも市がNGを出せば民泊はできません。 兵庫県ではこの上乗せ条例が非常に厳しく、特に教育施設・保育所・公民館などの100m圏内は禁止。 地図上で測ると、住宅地の大半がこの圏内に含まれてしまうのです。

自治体主な上乗せ内容
神戸市学校・保育所・児童福祉施設・公民館の100m圏内は禁止。営業日180日以内。
明石市住宅専用地域での民泊禁止。用途地域の制限が非常に厳しい。
姫路市教育施設・公民館から100m圏内禁止。住宅専用地域では原則不可。
三木市条例未整備で、行政判断による個別相談が必須。

私が姫路市で見た物件も、現地は静かな住宅街で理想的でしたが、 公民館が近いという理由で「対象外です」とあっさり却下。 「民泊は住宅地でできる」と思い込んでいた私は、完全に肩を落としました。

こうして学んだのは、「制度より先に、まず条例を調べるべき」ということ。 国のルールだけでは見えない“地域の現実”がある。 それを痛感した出来事でした。

結局、私は兵庫での開業をあきらめ、 上乗せ条例の少ない大阪市に方向転換。 ここで初めて「特区民泊」という言葉が、自分ごととして現実味を帯びてきました。


🎥 YouTubeでリアルな声を学ぶ

書籍と制度の勉強を進めながら、私はYouTubeでも情報を集めるようになりました。 有村昆さん、長坂創太さん、たか社長、民泊R社長、鳩子さん――。 どのチャンネルも個性があって、リアルな現場の声が聞けます。 動画で学ぶと、「民泊は人と人のビジネスなんだ」と感じるようになりました。

👉 民泊を学ぶYouTubeチャンネルまとめはこちら


📘 次回予告:
「民泊決意から20日目 保健所への電話と、最初の現場の声」
いよいよ大阪市で具体的な行動を開始──。現場との初接触編。

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